こんにちは!

今回は縮毛矯正とカラーは同時にできるのか?また別日にしたときの違いや、髪にかかるダメージやリスク仕上がりのどれくらい影響するのかを実際のお客様の髪で施術しながら解説をしていこうとおもいます。

【まずは念入りなカウンセリング!】

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施術に入る前に一番重要と言っても過言ではない念入りなカウンセリングで髪質、ダメージレベル、癖の強さを見ていきます。

髪の履歴やブリーチしていないか?パーマや矯正はかけたことあるか?
色々と細かく効いてから施術に入ります。とてもデリケートなメニューなのでお客様の髪の状態を知っておくのはとても重要になります。ここの判断でカラーと縮毛矯正の同時施術可能かどうかを判断していきます。こちらのお客様は猫っ毛で癖が強く、広がるしパサツキも気になるとのこと、更にカラーも何度か重ねてて髪へのダメージがあります!髪も褪色して中のタンパク質が流失していて髪が乾燥しやすい状態です。なのであまり強い薬剤は使用できません。ただ手触りや今までの履歴をみたところハリコシは残っており、ブリーチなどのハイダメージではないので髪の体力は残っているので髪を保湿しながら行えば問題なく施術を行うことができます。

 

【縮毛矯正とカラーの順番と手順】

カウンセリングを終えたところで薬剤と施術の流れを決めていきます!。今回のお客様はノンアルカリのアミノ酸縮毛矯正とオーガニックカラーのカラー剤をを使用して進めていきます。

施術の順番は基本的には縮毛矯正から行っていきます。カラーから行ってしまうとせっかく染めた色が流失してしまい、色が落ちてしまいます

のでますはクセをしっかり伸ばしてからカラーの施術に入ります。

さらに縮毛矯正の際の最後につける2液(酸化剤)の主成分である過酸化水素はカラー剤と一緒なので同時にすることでしっかりと髪が酸化してくれるので後からカラーをしてあげたほうが縮毛矯正のもちを良くします。なので基本的には縮毛矯正から行っています。

縮毛矯正とカラーを同時に行うメリットとデメリット

メリット

・1日で終わる為2度手間にならない

・大きなイメージチェンジになる

・剛毛で強い髪質の人は伸びやすくなる

・色がはいりやすい

・クーポンなどで料金が安くなることがある

デメリット

・髪へのダメージがかかる

・長時間かかる

・色が入りやすい(暗くなりやすくなる)

・知識や技術がないと失敗されやすい

縮毛矯正とカラーのダメージについて

それぞれどれくらい髪に負担がかかるかを把握してないと失敗の原因や髪に過度な負担がかかってしまうのでそれぞれのダメージの原因について解説をしていこうと思います。

カラーによるダメージ

ヘアカラーは1剤と2剤という二つの薬剤を使用することで髪の色を変えていきます。1剤には酸化染料とアルカリ剤が2歳には酸化剤が含まれています。カラーをする際1剤に含まれるアルカリ剤がキューティクルを開き内部に影響を与えてしまうためこれがダメージとなり繰り返し行うことでキューティクルがはがれ乾燥やパサつきの原因となります。

縮毛矯正によるダメージ

縮毛矯正は1剤のアルカリの力で髪のタンパク質の中のシスチン結合を切断してからアイロンの熱でまっすぐにし、2剤の力で固定させるという工程で行っていきます。簡単に言うと髪の形をむりやり変えることなので1剤に含まれるアルカリが強くなってしてしまいますのでカラーとかに比べるとダメージレベルの高い施術になります。

同時に行うことによるダメージ

上記によるダメージが同時に行うことになるので髪への負担が強くかかります。髪の結合を切断し熱でまっすぐにした後またキューティクルを開き酸化染料を入れていくので、過度なダメージとなってしまいます。またカラーの種類によってかかるダメージも変わってくるのでダメージ順に並べると

縮毛矯正(リタッチ)+カラー(リタッチ)

縮毛矯正(リタッチ)+カラー(全体)トーンダウン(色を暗くする)

縮毛矯正(リタッチ)+カラー(全体)トーンアップ(色を明るくする)

縮毛矯正(全体)+カラー(リタッチ)

縮毛矯正(全体)+カラー(全体)トーンダウン(色を暗くする)

縮毛矯正(全体)+カラー(全体)トーンアップ(色を明るくする)

の順番で傷みやすくなってきます。

別日にしたほうがいい?同じ日にしたほうが場合と間隔を空けたほうがいい場合

結論から言うと日にちをあけて施術をしたほうがダメージはかからないでしょう。髪にかかる負担が多少減らすため3日以上あけてから行ったほうが安全で失敗も少なくなります。髪が過度に傷んでいる方やもともと弱い髪質の方はなるべく別々に行うようにしましょう。ただ同時に行ったほうがいいお客様や一緒にしても問題がない方もいますのでそちらもご紹介したいと思います。

同じ日にできる場合

・ブリーチの履歴がない方

・デジタルパーマの履歴がない方

・色を落ち着かせたいor明るさはそんなに変えたくない方

・縮毛かカラーどちらかがリタッチの方。

・髪が太くて強い方(髪質によっては一緒にしたほうがかかりがよくなる
・初めての縮毛矯正or初めてカラーする方

・一緒トリートメントもされる方

間隔を空けた方がいい場合

・色を今の色より明るくしたい方

・縮毛矯正とカラーを繰り返し行っている方

・1年に3回以上縮毛矯正をされる方

・ダメージが気になる方。

・トリートメントをしない方

こんな方におすすめ!

ダメージの話やリスクの話を結構しましたが、髪質によっては同時にしたほうが持ちや仕上がりが数倍よくなったりする場合もあります。そういうかたの特徴としては

髪が剛毛でくせが強い・色が入りにくい・初めて縮毛する方・量が多い

があげられます。なので上記に当てはまるかたは同時に行うことをおすすめいたします。

失敗をしないための注意点

せっかく美容院に来たのに悲しい気持ちや後悔がないように自分の髪の履歴は把握しておくようにしましょう。ブリーチしてないか?黒染めはパーマはしてないか?それらを把握して上でしっかりと美容師さんに伝えるようにしましょう。それと気にることや不思議な点があれば積極的に聞いていきましょう。どんなことでもいいので担当する美容師さんに勇気をもって伝えることが失敗しないためのポイントとなります。リスクが高く高度な技術になるので信頼できる美容師さんにお願いするようしていきましょう。

髪質改善!施術前と施術後の仕上がりの違い

こちらが施術する前とした後の比較写真になります!元々傷んでいた毛髪だったためダメージを最小限に抑えて見事つやつやな髪に生まれ変わりました!。

しっかりお客様の髪質を把握した上で施術を行えば同時にしても綺麗になります。

ブリーチ履歴が入っていたり、他のサロンでお断りされた方なんかはぜひお試しください。

気になる値段は?

美容室によって同時に行うことで料金が少し安くなる場合があります。

当サロンでは

施術時間

所要時間は約3半時間!

癖の強さや髪の毛量にもよりますが大体これくれくらいになります。もう少し時間短縮して施していければもっとお客様の負担がなくなるはず!

まだまだ努力と研究を重ねてお勉強していきます!

縮毛矯正とカラーが得意なサロンROMAGINZA

いかがでしたか?癖や広がりでお悩みの方や縮毛矯正がよくわかってない方、やったことないかたの為に少しでも知って頂けたら幸いです。

ROMAGINZAでは縮毛矯正やカラーなどを得意としております。

今まで綺麗にクセが伸びなかった、傷んでしまった、不自然な仕上がりになってしまった。

などお悩みの方は是非足をお運びください!

また初めての縮毛矯正でこれからかけようか迷ってるかたも是非お任せください!

今回は実際のサロンワークでのリアルでの様子でしたが色々薬剤のこととか、ドライのしかた、アイロン入れ方などもご紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします

正直美容室のメニューや何がいいのかとか、縮毛矯正についてわからない方は少なくないはずですそういった人たちの為にももっと髪について知って頂き興味をもって失敗や悲しい思いはせず笑顔で幸せな気持ちで過ごしてくれたらいいなとおもいます♪

ROMA GINZA店